車いすバスケットボールプレーヤー 藤本怜央(ふじもとれお)からのメッセージ

プロフィール

藤本怜央

車いすバスケットボールプレーヤー

車いすバスケチーム「ハンブルガーSV(ドイツ)」「宮城MAX」及び日本代表チームで活躍中
日本代表チームでは2013年よりキャプテン
【宮城MAX】
日本選手権 9連覇(2008〜2017※2012は大会中止)
得点王 10大会連続11回獲得
2009・2014・2016・2017MVP獲得
【国際大会】
2004アテネパラリンピック 4位
2005U-21世界選手権イギリス大会 準優勝
2006ゴールドカップ オランダ大会 7位
2008北京パラリンピック 7位
2010ゴールドカップ イギリス大会※ 10位
※得点ランキング1位(平均得点)
※リバウンドランキング2位
2010アジアパラリンピック(中国・広州)優勝
2012ロンドンパラリンピック 9位
2014アジアパラリンピック(韓国・インチョン)準優勝
2014北九州チャンピオンズカップ国際車椅子バスケットボール大会 優勝
2016リオパラリンピック 9位

使用車いす

バスケ用:NSB-08
世界選手権の結果 2014年7月25日
皆さんこんにちは。
夏らしい暑さが続いていますね。
体調などは崩していませんか?
仙台の夏も、東北ということを忘れさせるくらい暑く、毎日汗だくになりながら練習を続けています。

さて、7月5日から15日まで韓国で行われた世界車椅子バスケットボール選手権大会に出場してきました。
今回から参加国が12チームから16チームに増え、予選グループが2つから4つに。(4チーム×4グループ)
さらに予選ラウンドも2次ラウンドまで設けられ、1次ラウンドで負け越してしまい、3位以内に入れなければ2次ラウンドに進めないという、凄く勝敗と得失点差が重要になる大会でした。
日本チームの初戦はオランダ。
過去、大会の上位ほとんどをヨーロッパ勢が独占していた世界大会。日本はこのヨーロッパ勢を倒していく事が何よりも大切であり、今後の戦い方も決まってくるとても大切な試合でした。
結果は11点差で勝利!!
僕自身10年近く日本代表にいますが、世界大会で初戦白星スタート出来た大会はこの大会が初めてに等しく、本当に嬉しかったですね!さらにチームのムードも高まり、このまま突き進めると思っていました。

しかし2戦目のスペイン戦から、オランダの試合を良く分析されていたせいか自分たちのバスケットがなかなか出来ずに負けが続き、何とか1次ラウンドを突破はしましたが、2次ラウンドで敗退。9位-10位決定戦でコロンビアと戦うことになりました。
コロンビアは2012年ロンドン大会でも戦っている相手で、3ポイントシューターと2m近いビックマンがいる南米の強豪。
前半、相手のシューターの調子がよく苦しい試合でしたが、後半に向けてしっかりと修正をかけ、積極的なボールプレッシャーからトランジションバスケットの持ち込み、3Qで逆転に成功!最後まで1桁差で逃げ切り、何とか最終戦を勝利で終わることが出来ました。

新しい日本代表の体制になり1年半。そして日本代表キャプテンとして挑んだ初めての世界大会で、自分たちの世界的なポジションが把握できました。
どんなに苦しい状況でも、常に前を向いて成長していこうとしていた今の日本代表に今後の無限の可能性を感じたし、この日本代表はここからがスタートなんだと心から感じました。
9位からスタートし2年後のリオ大会、そして6年後の東京大会で上位入賞を狙っていくための第一歩だとしたら、本当にこの大会が意味のある大会だったと感じます。
皆さんの期待に中々応えることが出来ず申し訳ありませんでした。そして沢山のご声援ありがとうございました!本当に力になりました!!
この大会をスタートにこれからメダル獲得への歩みを進めていければと思います!!
今後とも応援よろしくお願いいたします!!

藤本 怜央


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