車いすバスケットボールプレーヤー 吉田絵里架からのメッセージ

プロフィール

吉田絵里架

車いすバスケットボールプレーヤー

兵庫県出身
女子車いすバスケチーム「カクテル」及び日本代表チームで活躍中。
2004アテネパラリンピック出場・5位
2007VISAパラリンピックワールドカップ(英マンチェスター)優勝
2008北京パラリンピックに主将として出場・4位
2010アジアパラリンピック(中国・広州)に主将として出場・優勝
2014アジアパラリンピック(韓国・インチョン)準優勝
2015国際親善女子大阪大会 優勝

使用車いす

バスケ用:NSB-08
日常用:エボリューションAS-2
でかけっぱなしの夏でした 2014年9月10日
皆さん、ご無沙汰しています。
9月に入って朝晩が過ごしやすくなってきましたね。
ここ3か月、もちろんバスケ三昧なのは変わりないですが色々な国や地域で試合や練習をしていました。

まずは6月、カナダで世界選手権がありました。参加国が8か国から12か国に増えた初めての大会でした。日本は開催国のカナダ、中国、ブラジル、イギリス、ドイツと戦い予選リーグ突破を目指しましたが1勝4敗の予選敗退という結果に終わりました。
また同じアジアオセアニアゾーンである中国やオーストラリアも決勝リーグでは上位に食い込めず、来年のリオパラリンピック予選を控えてますます厳しい状況となりました。

この結果を踏まえて、どうすれば強くなれるのだろうかと、たくさん考えました。わかっているのは今と同じトレーニングだけでは世界に追い付けないということ。これからは、今まで以上に時間を費やし、そして今までと違ったことにもチャレンジしてみようと思いました。



そんな中、オーストラリアリーグでプレーするチームメイトから誘ってもらい、7月後半に2週間程オーストラリアに行く機会ができました。
女子のリーグ戦を観戦したり、海外の選手と一緒に練習できるチャンスだったので、刺激にもなるし学べることがあると思いました。

普段の代表の遠征ではバス移動だったり、食事や生活面でも至れりつくせりなので生活感がない面もあるのですが、今回のオーストラリアでは、自力で移動したり自炊したりして生活してる!という感覚がとても新鮮でした。
練習も朝6時から体育館が使えて、オーストラリア代表のHC(ヘッドコーチ)に指導してもらったり、普段は敵として戦っている代表のメンバーと一緒に練習できたり、言葉の壁には苦労しましたがチームメイトのサポートもあって充実したものになりました。

そして一番のラッキーは、ふとしたことからリーグ戦に参加させてもらえるようになったことです。たまたま怪我で出場できない選手が私と同じクラスだったことと、メンバーの人数が少なかったのとで3日間で4試合にスタートで起用してもらえ、めいっぱいプレーすることができました。
もちろん言葉のやりとりにもどかしさを感じる場面もありましたが、これまでの経験のおかげで、特に大きな隔たりを感じることもありませんでした。
日本との違いを肌で感じることができて、とっても勉強になりました。
今回こういった貴重な経験ができたこと、サポートしてくださった皆さんに本当に感謝だなと思っています。

帰国後は、女子代表HCの元に1週間の押しかけ練習に関東まで行ったり、その翌週には秋田で代表合宿、横浜で大会参加と家をあけてばかりでした。
ようやく落ち着いてきましたが、また合宿や大会がほぼ毎週控えています。
来年の予選会に向けてこれからも練習に励みますので応援宜しくお願い致します。



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